Overview

ーアジアの国どうし、交流しながら、まだ見ぬ音楽のシーンが広がっていくー
アンサンブルズ・アジアは、音楽のフロンティアと音を楽しむ人とをつなぎ、音楽を通じ様々な交流をするなかで、アジアの国どうしの相互理解を深め、ヒエラルキーのない誰もが参加できる現場をつくり、新たな音楽の可能性を世界に発信します。

「アンサンブルズ・アジア」は、国際交流基金アジアセンターが主催し、音楽家の大友良英氏をアーティスティックディレクターに迎え、アジア地域との文化交流を進める目的で、2014年に始動しました。

アサンブルズ・アジアでは、現在3つの活動を行っています。

  • +Asian Music Network

    伝統的な価値観や商業主義に捉われることなくインディペンデントな活動をしている音楽家やオーガナイザーを中心とした新しいネットワークの形成を目指す。その成果は毎年開催するアジアンミーティングフェスティバルにおいて発表される。また様々な要素が複雑に絡み合ったアジアの各都市の文化状況を現地リサーチを通じて理解を深め、多様なバックグラウンドを持ったアーティストたちが共に新たな音楽の可能性を追求できるようなコラボレーション・モデルを提示してゆく。

    Project Director

    水田拓郎 / dj sniff
    音楽家 | キュレーター | 香港城市大學客員助教授
    1978年生。ターンテーブル奏者、DJ、キュレーター。オランダ、アムステルダムのSTEIM電子楽器スタジオで長年Artistic Directorとしてリサーチ、キュレーション、レジデンシープログラムを任され、100以上のコンサートプログラムおよびアーティストプロジェクトを企画/製作。演奏家としてはターンテーブルと独自の演奏ツールを組み合わせながら実験音楽/インプロビゼーション/電子音楽の分野で活動。これまでにCTM Berlin, Warsaw Autumn, Flow Festival Helsinki, REDCAT LA, March Meeting Sharjah、Jazz em Agosto Lisbon、台北TranSonic、Platforma Moscowなどへの招聘、世界中のレーベルから作品をリリースしている。現在は香港に拠点を移し活動を続けている。
    ユエン・チーワイ
    音楽家 | デザイナー
    音楽家、サウンド・アーティスト。インスタレーション、ダンス、 映画、テレビ、ラジオなど幅広い分野のサウンドデザインや作曲を手がけ、シンガポール国内だけでなく海外でも活躍。無数の電子機器を用い、ドローン・アンビエント・フィールドレコーディングのスタイル・手法で音楽を創ることや即興的なサウンド、ノイズの探求で知られる。
  • +Asian Sounds Research

    プロジェクトディレクターである音楽家 Sachiko Mを中心とし、日本とアジア(ASEAN地域)の音を中心とした新しい表現や実験を相互に紹介しあうリサーチを重ねながら「音楽」と「美術」両方の特徴を生かしつつ、今までになかった表現を共に生み出してゆくリサーチプロジェクトです。時間をかけ、丁寧に音楽と美術の「間」にある新しい表現を現地の人、場所と共に追求していく事、そしてその全ての過程を記録し、アーカイブ化する事がこのプロジェクトの指針となっています。

    Project Director

    Sachiko M
    sinewaves | 即興演奏家,作曲家

    テスト用の信号音 ( サインウェーブ ) を使った電子楽器を演奏し世界的に活躍する即 興音楽家。2003 年アルスエレクト ロニカ・ゴールデンニカ賞受賞。サウンドインスタレーショ ン作品発表、写真集出版など活動が多岐にわたる中、NHK 連続テレビ小説「あまちゃん」劇中歌の作曲に参加。大友良 英と共に手がけた「潮騒のメモリー」で第 55 回日本レコー ド大賞作曲賞受賞。以降ドラマの劇中歌を中心に作曲活動を 開始、NHKドラマ「トットてれび」の劇伴音楽などを担当。

    2014年国際交流基金 Asia Center,ENSEMBLES ASIAプロジェクト "Asian Sounds Research" プロジェクトディレクターに就任。

    2015年6月マレーシアペナン島にて「OPEN GATE ~ 動き続ける展覧会」のキュレーション&ディレクションを行い、「音楽」と「美術」の間に切れ込む新たな形の発表を試み続けている。
    http://teamsachikom.wix.com/-sachiko-m-english
    Twitter: teamsachikom

    First phase members 2014年10月〜2015年9月

    米子匡司
    音楽家
    http://www.chochopin.net
    http://float.chochopin.net
    樋口勇輝
    記録
    藤本ゆかり
    インディペンデント・キューレーター
    水内義人(2015年1月〜9月)
    コンテンポラリー・アーティスト http://www.yoshihito-mizuuchi.net
    松本美枝子(2015年6月〜9月)
    記録 http://www.miekomatsumoto.com
  • +Ensembles Asia Orchestra

    アンサンブルズ・アジア・オーケストラは自由なかたちのオーケストラを実践するワークショップとパフォーマンスを実施しています。「音楽家なしの音楽」を探るフィールドワークを行い、「音楽家なしのオーケストラ」へ向けて、音楽の専門家ではない人たちと交流しながら音楽家、写真家、社会学者、美術家などからなる「アンサンブルズ・アジア・オーケス トラ・コレクティブ」で活動をはじめています。私たちは、アジアの人たちとのさらなる出会いとコミュニケーションの深まりに向けて、このプロジェクトを進めてゆきます。そしてそこで生み出される音楽が人々の間に新しい関係を生み出すことを願っています。

    メンバーなどの詳細はこちら

    +アンサンブルズ・アジア・オーケストラ・コレクティブ 2015年
    大友良英
    音楽家
    石川直樹
    写真家
    有馬恵子
    ディレクター|アンサンブルズ・アジア・オーケストラ
    Ban Ga Nguyen
    美術家|ハノイ・コレクティブ・オーケストラ
    Son Phung Tien
    美術家|ハノイ・コレクティブ・オーケストラ
    ルリー・シャバラ Rully Shabara
    音楽家|インドネシア・スラウェシ島フィールドワーク
    アーノント・ノンヤーオ Arnont Nongyao
    美術家|タイ「チェンマイ・コレクティブ」
    ビッグ・タッチャタム Bigg Thatchatham
    音楽家|タイ「チェンマイ・コレクティブ」
    +アンサンブルズ・アジア・オーケストラ・コレクティブ 2014年
    大友良英
    音楽家
    石川直樹
    写真家
    有馬恵子
    ディレクター|アンサンブルズ・アジア・オーケストラ
    開沼博
    社会学者|フィリピン・シキホール島|オロンガポ/インドネシア・バリ島|ジャワ島フィールドワーク
    原田淑人
    NGOシキホールエンジェル代表|フィリピン・シキホール島フィールドワーク
    横田宗
    NPO法人アクション代表|フィリピン・オロンガポフィールドワーク
    アビ・カルヤ Abdi Karya
    Rumata'|インドネシア・スラウェシ島フィールドワーク
    ヴェンザ・クリスト Venzha Christ
    HONF Foundation代表|インドネシア・バリ島|ジャワ島フィールドワーク

Artistic Director

大友良英

ootomo音楽家

1959年横浜生まれ。

実験的な音楽からジャズやポップスの領域までその作風は多種多様、活動範囲は世界中におよぶ。
また映画やテレビの作曲家としても数多くのキャリアを有する。
近年は「アンサンブルズ」の名のもと様々な人たちとのコラボレーションを軸に展示作品や特殊形態のコンサートを手がけると同時に、一般参加型のプロジェクトにも力をいれている 震災後は十代を過ごした福島でプロジェクトを立ち上げ、2012年プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞。
2013年には「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞している。 2014年国際交流基金とともにアンサンブルズ・アジアを立ち上げ音楽を通じたアジアのネットワーク作りにも奔走している。